2018年9月22日土曜日

「ここ滋賀」から世田谷アートフリマへ

今日は日本橋の「ここ滋賀」(滋賀県のアンテナショップ)で開かれている染付作家・小野田康子さんとパートナーの織部作家・江口克己さんの展示にお邪魔してきました。お二人ともお元気でした。
DMハガキの作品にとても惹かれたのですが既に完売!やはり初日に伺わなければだめですね。小野田さん流のユーモア溢れる近江八景の絵が何とも楽しいシリーズです。次回は初日に馳せ参じます(笑)。
この展示は、9月24日(月)16時までです。



その足で今度は三軒茶屋で今日明日開催の「世田谷アートフリマ」に行ってみました。前々から興味のあったイベントです。"手づくりアートののみの市"と銘打ったこのフリマはもう30回目になるとのこと。アクセサリーから衣服、食品まで様々な手づくり品が並べられ、お客様は皆さんとても楽しそうに見て歩いていました。
イベントを運営されている主催者の力量を感じました。



同様の手作りアートフェアー、上野のお寺・宗雲院の「テラデマルシェ」は来週末に開催されます。


2018年9月15日土曜日

開幕のベルは

小劇団の芝居では鳴りません。静かにライトが落とされて始まります。
昨晩、グループ・ぱるによる「蜜柑とユウウツー茨木のり子異聞ー」を観てきました。

平易な言葉で誠実に語る茨木のり子は、婆が身構えずに読める数少ない詩人の一人です。
彼女の人となりには興味がありますし、演出がマキノノゾミなので是非みたかったものです。

期待通り、心に染みる芝居でした。終戦から戦後、亡くなるまでの心の動きが、彼女の詩のなかでもよく知られているフレーズを織り込みながらしっかりと表現されていました。今この国で、"こういう危うい状況"にある婆たちが、日々心の中で自問しているような問いが、70年前から茨木のり子によって問われ語られているものと同様であると知らされます。



お芝居を観に行くと必ず入り口で今後の演劇の公演案内のパンフレットを大量に手渡されます。昨日は、今年から来年春にかけて上演される舞台50枚位ありました。
各々の作家、演出家、俳優、上演場所などをチェックしながら、次に観に行く公演を絞っていったのですが、以下の二つになりました。行かれますように!

こまつ座 「母と暮せば」
コメディ オン ザ ボード 「花咲く家の物語」



2018年9月8日土曜日

今年もりんごやさんで

台風21号、北海道地震、と大きな自然災害が続いています。
今まで災害が起きた時には、貯金箱を持って郵便局に行き、ささやかな義援金を送らせてもらっていたのですが、最近は次から次で貯まる暇がありません!
日本だけでなく地球の至るところで不穏な気象現象が起きているようです。

とは言え、自分自身は平静を保ち普段と変わらぬ生活を送るしかありません。

版画の制作は、"窓"モチーフの第2作に入っています。まだ削り始めたばかり。第1作と並行して進めて行こうと思っています。この2作、間に合えば「版画日和 Vol.5」(上野銅好会によるグループ展です)に出品する予定です。
今回も、根津の喫茶・ギャラリー「りんごや」さんで10月8日(月)〜10月14日(日)に開きます。もしお近くにいらっしゃることがありましたら覗いてみて下さいね。