関西では紅葉を楽しめなかったので、帰宅後取って返したように今度は東北へ向かいました!何の計画も立てないままのきままな旅。でも、やっぱり出会いはありました。
一つは、郡山市の"ギャラリー觀"さんにお邪魔できたこと。郡山駅の直ぐ近くで、45年もギャラリーを営んでいらっしゃる老舗です。洗練された内装の店内では、「金山忍 陶展」と「佐久間正人 写真展」が開かれていて最終日とのこと。幸運でした。ダンゴニンゲンという金山さんの陶人形の面白さに惹かれて一人連れて帰りました(写真)。作品のタイトルはジャングルジム。ユーモラスで温かみあるダンゴニンゲン。適度な重さもあります。
gallery 觀 http://www.gallery-kan.com/
その日は白石市の鎌先温泉泊。大正時代の歴史ある建物、温泉、食事、全てクオリティの高い宿でした。
二つ目の出会いは翌日に、福島県立美術館でありました。「広重 ビビッド」という歌川広重の浮世絵版画の展覧会です。原安三郎という方のコレクションで、国内初公開の"六十余州名所図絵"と"名所江戸百景"。初摺り揃いで、その色合いの鮮やかなこと!保存も良かったのでしょう。見事な作品群でした。
各作品には丁寧な解説がついていて、当て無しぼかし、板ぼかし、などの摺りの技法も少し憶えました。土曜日からの鈴木ひろみさんの木版画作品を理解するのに役立つかもしれません。楽しみになってきました。
鈴木ひろみ 木版画展 ー片隅にある風景ー
2016年11月5日(土)〜11月19日(土)(月曜休み)
12時〜19時(最終日は16時まで)
作家ブログ http://yaplog.jp/shutenka/
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