2017年9月30日土曜日

最近は気持ちが彫刻に...

今週は時間がとれたので、静岡方面に出かけてきました。

先ず、三島にある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」に。美術館や文学館、レストランなどがいくつも点在する”クレマチスの丘”という広大な庭園の中にあります。
ジュリアーノ・ヴァンジ。イタリアの現代の彫刻家です。実際に作品を見るのは初めてでしたが、想像通りの面白い作品群でした。チェッコ・ボナノッテといい、ヴァンジといい、現代イタリアの具象彫刻家の作品は良い。詩的でしかも力強い。彼の国の彫刻の歴史を思いました。


婆小町、最近は、気持ちが彫刻に向かっているみたいです。
翌朝、宿の大浴場に一人浸って庭を眺めていたら、置いてある大きな石の凹凸が人の顔のようにみえてきました!あらー危ない(笑)。

朝食後、宿のわんこ達と一頻り遊んでから、浜松市動物園(浜ZOO)に向かいました。小高い斜面に作られた程よい大さの動物園。かみね動物園(日立)に似ています。

2頭の白くまが水辺で、”浮き”を投げ込んでは自分も飛び込み捕まえる遊びを繰り返していました。お互い相手が遊んでいる時には決して手出しせず、ちょっとした隙に自分の方に持ってくるという、何とも微笑ましい光景です。白くまって優しいんだなと感心してみていましたが、帰る時ボードを見て気付きました。2頭は、女の子とそのお母さんだったのです!そうですよね〜。



金山 忍 陶展
2017年10月14日(土)〜10月22日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)


2017年9月24日日曜日

爽やかな秋風に誘われて

どこかへお出かけしたいところでしたが、残念、昨日今日はACCa 常設展の店番でした。

常設展では主にACCa のコレクションから季節に相応しい作品をセレクトし展示しています。どの作品からも作家さんのお顔や、個展の際のエピソードが思い出されます。

昨日は、珍しく小学校低学年くらいの坊やが一人で入ってきました。おや?と思って話しているうちにお母さんも現れ、彼が小さな時にACCaに連れていらしたことがあるとのお話。近くを通ったら、彼がここに入りたいと一人で走ってきてしまったとのことでした。今は三年生。展示作品を目を輝かせながら見てくれました。

また今日は、以前この近所にお勤めだったという女性がみえました。こちらで美しい女性の彫刻を見たことがあり、近くまで来たので寄りたくなったとのことでした。お話を伺ってみると、高野浩子さんの女神像のことだと判りました。大分前の展示です。

夕方、お二人(三人)ともコレクション展に似つかわしいお客様だったなと思いながら店を閉じました。




今、通りに面したウインドウでは来月展示予定の金山忍さんのダンゴ人間が数人、ポーズをとっています。
来週末も常設展を開きますので、お近くにお越しの際は覗いてみてください。


金山 忍 陶展
2017年10月14日(土)〜10月22日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)


2017年9月18日月曜日

「金山忍 陶展」のDMが出来てきました 

台風一過、東京にまた暑さが戻ってきました。皆様お住まいの地域はご無事でしたでしょうか?

昨日は「加藤仁志 陶磁展」の最終日でした。あの雨の中をお出かけくださったお客様に感激。ありがとうございました。

さて、10月の企画展「金山忍 陶展」のDMが出来てきましたのでご紹介いたします。

金山さんは福島県三春町に工房を構える作家さんです。器も制作されますが、彼女の個性が発揮されているのは、小立体、特にダンゴ人間(愛称)と呼ばれる作品シリーズです。少々太めでユーモラスな体型のダンゴ人間が様々な表情で見るものの心を和ませてくれます。今回は彼らはどんな表情で登場するでしょう?どうぞご期待ください。




金山 忍 陶展
2017年10月14日(土)〜10月22日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)


2017年9月9日土曜日

「加藤仁志 陶磁展」今日からスタートです

今日から加藤さんの個展が始まりました。

定番の粉引や白磁に加えて、美濃焼きや三島手の作品も加わり、充実した楽しい展示となっています。
是非お出かけください。










加藤仁志 陶磁展
2017年9月9日(土)〜9月17日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)



2017年9月8日金曜日

加藤仁志さん、本日搬入です

所用で北海道に行ってきました。用事が済み、札幌で1日フリーな時間がとれたので、今日こそはと、「札幌芸術の森」の野外彫刻展に出かけました。気温23度。暑くもなく寒くもなく湿気もない。野外を歩くのにこんな相応しい日はあるでしょうか!

入り口を入ると先ず、風を受けて回る新宮晋の作品が出迎えてくれました。よく知っている作品ですが、やはり自分も同じ風を感じながら見上げるのは格別です。程よいアップダウンがある森の中に、70点もの作品が配置されそれぞれに何かを語りかけてきます。勝手に感想を口走りながら歩いているとアッと言う間に時間が過ぎて....。とても幸せな秋の1日でした。




さて、今日は午後から加藤仁志さんがみえて搬入作業です。これまでの粉引や白磁とは異なる、美濃焼きや三島手の作品が披露されるとのこと。開梱をお手伝いするのが楽しみです。

個展は明日オープンいたします。是非お出かけくださいませ。

加藤仁志 陶磁展
2017年9月9日(土)〜9月17日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)