暫く気にかかっていたお店にやっと伺うことができました。「たまき」さんという器屋さんです。
先ずお店の建物の美しさに感動!歴史を感じさせる重厚な建物。宇都宮ならではの蔵もあります。道行く人は誰しも中に入ってみたい衝動に駆られるでしょう。
更に、奥のギャラリーが素晴らしかった!蔵を利用した天井の高い展示空間は、ここで展示できる作家さんは幸せだなと思わせる程でした。あの加茂田章二の最後の個展もこちらでなさったそうです。
この道40年になるご店主のセレクトなさった器は多彩で、季節に相応しく明るい印象の店内でした。
次の展示は、4月7日からの星野深恵子collection 2016「帽子とモード展」とのことでした。
尚、「たまき」さんで忘れてならないのは、黄鮒(きぶな)最中です。ご店主デザインの可愛らしい最中。もちろんお土産に沢山購入してきました。
その後、栃木県立美術館で開催中の「学芸員を展示する」を観て帰路につきました。いつも何気なく観ている展覧会の裏側で活躍する学芸員の方々。これほどまでに過酷な準備作業を経て開催にこぎつけるのかと、心からため息の出る思いでした。
東日本大震災発生の午後2時46分、美術館の館内放送があり、1分間の黙祷を捧げました。
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