これは、宮澤賢治の話の題名で、尾形さんがお好きな話とのことです。
婆小町は遠い昔学校で賢治の講座に出た記憶があるのですが、この話は読んだことがありませんでした。で、早速読んでみたのですが、やや難しい印象を受けました。
とある国の王子が美しく立派な宝石を求めて冒険に出るのですが、最後には宝石に勝るもの、万能な宝珠、は自然の力・恵みであると悟る。(この解釈で間違っていないと良いのですが!)十力とは万能を表す仏教用語らしいです。
さて、この話の中にはたくさんの鉱物が登場します。金剛石=ダイヤモンド、くらいは辛うじて分かるのですが、漢字で書かれた鉱物名で分からないものがいくつもありました。
蛋白石、天河石、硅孔雀石、碧玉、霰石、孔雀石、等々。皆さん、ご存知でしょうか?
この話が、尾形さんの創作にどんな力を与えているのでしょう。作品を拝見するのが待ち遠しいです!
尾形かなみ ガラス展 ー十力の金剛石ー
12時〜19時(最終日は16時まで)
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