2018年6月16日土曜日

梅雨の合羽橋商店街は

久しぶりに何の予定も入っていない土曜日。こんな日は常備菜の買い出しにと、合羽橋商店街に出かけました。
突き当たりにスカイツリーを臨む通りは、今にも降り出しそうな曇り空にも拘らずかなりの人出(半分は外国の方)で、賑わっていました。

先ず入ったのは佃煮の「湯蓋(ゆぶた)」さん。去年閉店した浅草の「鮒金」さんの後を継ぐように新しく開店したお店です。きけば、ご主人は「鮒金」さんで働いていた方。甘旨の味をそのままに引き継いでいます。佃煮、たまに食べたくなりませんか?



通りには、新しいお店もいくつか。刃物の「研ぎ陣」。江戸手研ぎ専門とか。蕎麦の手打に必要な道具を取り揃えた店に婆の気持ちが動きます。古木を使った室礼も魅力的な「草々野(そうそうや)」には、小振りの花器が涼しげに並び、両手の中に収まりそうな金魚鉢(金魚は作り物)が目を引きます。



そうこうしている内に、目当のお店「萬藤」(諸国乾物取り扱い)に着いたのですが、なんと本日お休み!土・日定休日に変わったようで、小売店としては何とも大胆なという感想です。これは、その後に寄った珈琲屋うさぎさんで理由が分かったのですが。


うさぎさんは、婆がよくお邪魔するカフェです。注文を受けてから豆を挽き、ドリップで、深め、浅め、中位などお客様の好みに合った淹れ方をしてくれます。カップも選べます。
更に嬉しいのは、ママさんが工芸やアートの知識が豊富で、美味しい珈琲をいただきながら色々なお話をきけることです。彼女自身もガラスのサンドブラストで作品を作っているので、作家側の気持ちも理解して下さいます。

さて、「萬藤」さんが土・日定休にした理由とは?昨今の人手不足で、週休2日にしないと働いてくれる人が見つからないからだそうです。



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