2019年7月28日日曜日

今年も隅田川の花火大会に

梅雨も明けず、台風崩れの熱帯低気圧の接近でぐずついたお天気でしたが、何とか開催されました。
今回は初めて墨田区の協賛席が確保できたので、両国側から第二会場の花火を見物しました。用意された椅子席には早い時間から観客(?)が次々に到着。皆浮き浮きしているようにみえました。




いつも見ている第一会場(台東区側)の花火に比べるとやや大人しい印象を受けましたが、カラフルな大玉が連続して打ち上げられると、皆拍手を惜しまず歓声を上げていました。

来年はどこの花火に行こうかしら?花火好きの婆はもう次の大会に思いを馳せています。


2019年7月24日水曜日

black and colors - 初めてのぬりえ

銅版画の技法の一つにメゾチントというものがあります。日本では浜口陽三のメゾチント作品がよく知られています。メゾの静かで奥行きのある絵が好きで、婆もこの技法を使って制作することが多いのですが、反面、メゾだと軽やかさや躍動感は出しにくいなと思っています。特に黒を使うと、どうしても重厚な印象の絵になってしまいます。

先日のザボハウス展で婆の作品をご覧になった知人が「立派で深い」と評して下さったのですが、ああやっぱりな〜と思いました。婆の絵には色が無いので、どうしてもそういう印象を与えてしまうのです。

色についてはどうも苦手意識があって安易にモノクロームに走ってしまいます。気軽に色を使えるようになるにはどうしたら良いのか?
思いついたのが今流行っているという「塗り絵」です。余り難しいことは考えずに手当たり次第に色を塗っていって、色との距離を縮めていくというのはどうかな、と考えました。

丁度手元にあった塗り絵に初めて挑戦です。婆の好きなナビ派の一人・ヴァロットンの「ボール」という作品。オリジナルの絵の色合いは忘れてしまったので好都合です。勝手に塗ってみました。単純な色合いですが、めげずに続けてみましょう。


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2019年7月14日日曜日

イラストレーターの木村晴美さんの個展へ

昨日は木村晴美さんの個展の最終日。何とか滑り込みました。どうしても伺いたかったのです。こんな季節、明るくカラフルな絵に出会いたいのと、彼女の穏やかな笑顔を見たいのと、両方です。

場所は南青山のSPACE YUIさん。同じ通りには、morgenrot さんなど、いくつかおしゃれなギャラリーがあります。スタイリッシュな若者が似合う街。(婆はどうしましょう?)

今回の個展のタイトルは、Color &  White でした。色使いはいつもと変わらない印象でした。ただ、これまでは"カラー"のモチーフだけに焦点を合わせて描いていたのを、最近はその周囲の空気も含めて描いている。地色の"白"が空気感を表現しているとのことです。そのせいでしょうか、確かに絵がより優しく感じられた気がします。




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2019年7月4日木曜日

雨の上野公園はしっとりと濡れて

朝からしとしとと降ったり止んだり。今年の梅雨は本来の姿(?)に立ち戻ったような感じです。(九州地方の大雨のニュースを聞くと何とも辛いのですが)

そんな雨の中、上野の都美(術)館に行ってきました。婆のパートナーが小品を出品している「第66回全日肖展」が始まったのです。肖像画の展覧会です。雨天の平日にもかかわらず、来館者は予想以上にありました。

小品展の部には、小さな人やペットを描いた作品も多く、ほのぼのとした印象を受けました。彼の作品は、家族とご近所のお嬢さんにモデルになってもらい描いたものです。



ところで、ACCa の7月のウインドウには?
婆の作ったハリネズミたちと、それを覗き見る少年たちに登場してもらってます。
5月の工房展に出品した作品の一部です。