2018年6月22日金曜日

浜町公園辺りを歩く

ふとしたことから手にした展覧会のご案内。そのDMはがきの絵に惹かれて、日本橋浜町の「好文画廊」にお邪魔しました。「平岩 允 回顧展」(ひらいわちか かいこてん)です。50年以上絵を描いていらっしゃる方の回顧展で、初期の頃から最近までの絵が年代順に展示されています。人物像が多いのですが、特に素晴らしかったのは、自画像です。やはり対象を知り尽くしていらっしゃるからでしょうか。力強く存在感のある絵でした。 (24日午後4時までです)




浜町公園辺りは緑に恵まれています。近くに浜町緑道(グリーンベルト)と呼ばれる遊歩道があり、様々な木々が緑のトンネルを作っています。近隣にお住いの方が羨ましい。

帰路、地下鉄の人形町駅に入る前に中国茶専門店「茶韻館」で一服しました。連れは武夷岩茶の肉桂を、婆は台湾烏龍の清香を注文。普段食後に気楽に飲んでいる烏龍茶とは異なり、丁寧に淹れたお茶は、茶葉の個性がハッキリと出た清々しい香りを放っていました。



2018年6月16日土曜日

梅雨の合羽橋商店街は

久しぶりに何の予定も入っていない土曜日。こんな日は常備菜の買い出しにと、合羽橋商店街に出かけました。
突き当たりにスカイツリーを臨む通りは、今にも降り出しそうな曇り空にも拘らずかなりの人出(半分は外国の方)で、賑わっていました。

先ず入ったのは佃煮の「湯蓋(ゆぶた)」さん。去年閉店した浅草の「鮒金」さんの後を継ぐように新しく開店したお店です。きけば、ご主人は「鮒金」さんで働いていた方。甘旨の味をそのままに引き継いでいます。佃煮、たまに食べたくなりませんか?



通りには、新しいお店もいくつか。刃物の「研ぎ陣」。江戸手研ぎ専門とか。蕎麦の手打に必要な道具を取り揃えた店に婆の気持ちが動きます。古木を使った室礼も魅力的な「草々野(そうそうや)」には、小振りの花器が涼しげに並び、両手の中に収まりそうな金魚鉢(金魚は作り物)が目を引きます。



そうこうしている内に、目当のお店「萬藤」(諸国乾物取り扱い)に着いたのですが、なんと本日お休み!土・日定休日に変わったようで、小売店としては何とも大胆なという感想です。これは、その後に寄った珈琲屋うさぎさんで理由が分かったのですが。


うさぎさんは、婆がよくお邪魔するカフェです。注文を受けてから豆を挽き、ドリップで、深め、浅め、中位などお客様の好みに合った淹れ方をしてくれます。カップも選べます。
更に嬉しいのは、ママさんが工芸やアートの知識が豊富で、美味しい珈琲をいただきながら色々なお話をきけることです。彼女自身もガラスのサンドブラストで作品を作っているので、作家側の気持ちも理解して下さいます。

さて、「萬藤」さんが土・日定休にした理由とは?昨今の人手不足で、週休2日にしないと働いてくれる人が見つからないからだそうです。



2018年6月6日水曜日

目黒から日本橋へ

梅雨入りする前にと、昨日は東京庭園美術館の「フランスの絵本展」に行ってきました。週末に乗ったANAの機内誌に紹介されていた展覧会です。(確か去年も同じように機内誌の記事を読み、浜松動物園に行った記憶があります)

アール・デコ・リヴァイヴァルと称して、旧朝香宮邸を公開していることもあり、平日ながらたくさんの来場者が見られました。フランスの絵本展では、赤ずきんとか象のババールとか、いくつか見覚えのある絵もありましたが、大抵の絵本は初めてみるもので(婆が知らないだけ?)19世紀後半から20世紀半ばにいたるフランス絵本の流れが分かりやすい説明つきで展示されていました。(6月12日まで)



次に、日本橋のギャラリーArt Mall で始まった「そめや まゆみ 銅版画展ー余白の時間ー」を訪問。そめやさんは版画工房の先輩で、いつも色々アドバイスしてくださる方です。お人柄そのままに、穏やかで優しい作品が並んでいました。彼女のホームページはhttp://kusatsumi.com/ 。(6月17日まで)
ギャラリーArt Mall ははんぺんで有名な「神茂」の並びです。今日は遅かったので、既に閉店していて残念!




2018年5月28日月曜日

午後から銀座へ

二つの個展のご紹介です。いずれも以前アッカで個展をしていただいた作家さんで、今日が初日でした。

まず、銀座1丁目、奥野ビルにある巷房で鍛金作家の「服部睦美展」を拝見しました。奥野ビルは1932年に建てられた非常に趣のあるビルで、20軒(?)以上のギャラリーが入居しています。

服部さんの今回のテーマは「鳥あるいは飛ぶもの」です。いつもの服部ワールドが繰り広げられていました。6月2日(土)までです。



次は銀座7丁目まで歩いて、うしお画廊で始まった日本画の「内藤裕子展」へ。うしお画廊は新しい画廊で、その清々しい空間に内藤さんの心象風景を描いた作品がよくマッチしていました。6月2日(土)までです。




2018年5月22日火曜日

5月は再会の月

土曜日は高校のクラス会でした。頻繁に開いているのですが、婆が参加できたのは久し振り。
次の土曜日は中学のクラス会です。ご高齢(今年98才!)の先生も必ずいらしてくださいます。どちらの会も出席は男性の方が多いのですが、女性にはご家族を「介護」中という事情があるのかもしれません。


昨日は、二つの展覧会を見てきました。
「太平洋展」、婆の夫が出品しています。六本木国立新美術館で28日まで。


「イケダユキコ個展ーPastoral」、工房の友人です。キャンバスギャラリー自由が丘で23日まで。



そうそう、婆のメゾチント多色摺りの版画も少しずつ進んでいます!途中経過です。




2018年5月14日月曜日

新潟は雨でしたが

先週、新潟方面に出かけてきました。魚沼市の栃尾又温泉へ。生憎の強い雨で部屋に閉じこもっていましたが、それこそ正解の過ごし方だったようです。栃尾又はラジウム温泉で、湯治場として続いてきたところ。低温(約35度)の湯に1日合計5〜6時間つかり、あとは部屋でゆっくり休むのが効果的とのことでした。

帰りは、新潟市美術館に回り、「小倉遊亀ー絵筆にこめた愛ー」を見てきました。
子供や家族など人物をモチーフにした絵は、伝統的日本画とは異なり自由で大らかな筆致で描かれています。ピカソやマチスを見慣れた(?)現代人には受け入れやすい日本画かと思いました。



静物画に「アネモネ」と題する一枚を見つけ、アラー偶然!と嬉しくなり、ポストカードを購入してきました。実は、婆もただいまアネモネをモチーフに版画を制作中なのです。
初めて4版多色刷りに挑戦。主版(墨)が出来上がったところです。こちらは銅板ですが、残りの3色はプラ板で行こうと思っています。果たしてうまく出来るでしょうか?



2018年5月7日月曜日

さあ、呼吸を整えて、スタートです

GWはお天気に恵まれましたね。
日差しは明るく、空気はカラッとして肌に心地よい。こんな爽やかな陽気は、一年のうちでもほんの僅かな期間のように思います。
出かけたくなりました!緑に恵まれ、人出は然程なく、しかも我が家から遠くないところへ。ありました!今、東博(東京国立博物館)で「春の庭園公開」が催されていることを思い出したのです。徒歩20分です。

博物館本館の裏手にある庭園は普段は公開されていません。お茶室が3軒、それに移築された明治期の建物、応挙館と九条館があるので、そちらでお茶会をされる方たちは入園できるようです。




お庭を巡る人もチラホラ見られましたが声を立てる人も無く本当に静かで、しばらく無心でいられました。

さあ、呼吸を整え平らかな気持ちになったところで、新しい暮らしへスーッと滑り込んでいきたいと思います。


2018年4月27日金曜日

チャリティの心は繋がって

昨日、チャリティセールの売上金を「毎日新聞東京社会事業団」に送金しました。皆様からお預かりしたお気持ちを無事に東北の被災したお子さんたちに手渡すことができ、ホッとしています。


午後から六本木の国立新美術館で開催中の第95回「春陽展」を見に出かけました。絵画と版画、二つのアート作品を展示する伝統ある美術展です。(30日まで)
"春陽"という名に恥じず、全体的に明るく洗練された作品が多いという印象を受けました。

その鑑賞順路の途中に、チャリティコーナーがありました。出品作家の作品をポストカードにしたものや、缶バッジにプリントしたものがとても手頃な価格で販売されていました。純益は色々な団体に寄付されるようです。もちろん婆も購入。ささやかな寄付ですが、ACCa のチャリティセールの余韻が冷めやらぬこのタイミングで参加できたことは、ちょっと嬉しい事でした。



話は全く関係ないところに飛びますが、今日朝鮮半島の板門店で南北首脳による歴史的な会談が開かれました。朝からTVに釘付けになっていましたが、目を引かれたのは韓国の儀仗兵のカラフルな衣装です。咄嗟にヴァチカンの衛兵のそれを思い出しました。あのミケランジェロがデザインしたという。比較文化論の専門家に叱られそうですが、東西で影響しあうものがあったのではないかと、根拠なく勝手な想像を膨らませてしまいました。


2018年4月24日火曜日

お客様に心より感謝申し上げます

2018年4月23日午後6時、ACCa 最後の展示が終了しました。



3日間の「お客様感謝セール」には予想を遥かに超える大勢のお客様にお越しいただき、とても嬉しかったです。お求め頂いた作品を包装するのに追われ、お一人お一人とゆっくりお話しできなかったことが何より残念でした。

最終日には殆ど作品が無くなり、チャリテイセールという趣旨を考えると大変嬉しいことでしたが、お客様には申し訳なくもありました。ごめんなさい。




今回の集計が出ました。

売上は、作品点数103点、合計¥436,815.-に達しました!

こちらを「毎日希望奨学金」へ寄付いたします。東北大震災の被災児たちを支援する奨学金です。間接的ではありますが、皆様の温かいお気持ちが東北のお子さんたちに届くことを信じています。
ご協力、本当にありがとうございました。

この後暫くギャラリー関係の片付けをして、婆婆たちの仕事は終わります。
今後は二人とも、自分たちの制作に専念する予定です。

このブログは、細々ながらも続けたいと思っていますので、お気が向きましたら、覗いて下さいね。

どうぞ皆様お元気で.........




2018年4月16日月曜日

お客様感謝セール

4月も半ば。陽気は春から初夏へと移ってきています。

前回のブログで、「今日がACCaの企画展の最終日となります」と突然告知して以来2週間もご無沙汰してしまいました。

今月末でACCa を閉めさせていただくことになりました。

オープンから丸12年になります。この間、沢山の貴重な出会いがありました。才能溢れる若き作家さんたち、応援してくださるお客様方、そしてアートを愛する同業の皆様。もしギャラリーを始めなかったら、こんな素敵な方々と出会えなかったと思います。それを考えると、閉廊するのがもったいなくも淋しくもあります。

が、婆たちは次のステージへ進もうと思います。残り少ない人生を充実したものにすべく、自分たちの制作に軸足を移します。

さて、ACCa 閉廊に伴う「お客様感謝セール」を以下のように開催します!
東北支援のチャリティイベントです。
  
  日時: 2018年4月21日(土)〜23日(月) 12時〜18時
  場所: もちろんACCa です!



ACCa のコレクションを格安にて販売させていただきます!
売上は東北大地震で被災したお子さんたちを支援する「毎日希望奨学金」に全額寄付いたします。

皆様のおいでを心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。


2018年4月1日日曜日

「松本由衣 個展」最終日です


今日は松本由衣さんの個展最終日です。
お天気に恵まれて青空が広がり、ギャラリー前のつる桔梗も爽やかな春の風に揺れています。

これまでガレリア・アッカは企画展でやってきましたが、実は今回の松本由衣展が最後の企画展になります。今日は最後の企画展の最後の営業日ということになります。

詳しくはまた後ほどお知らせいたします。

(クリックすると大きな画像になります)

今日は作家さんが在廊なさいます。どうぞお出かけくださいませ。

松本由衣 個展「暮らす うるし」
2018年3月24日(土)〜4月1日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)

2018年3月26日月曜日

愛らしい掛け花にお花を挿すと

松本由衣さんの最新シリーズ「掛け花ポケット」に春のお花を挿してみました。
こんな感じです。

(クリックすると大きな画像になります)


お子様用のお椀の絵もアップしてみます。楽器です。お汁をいただきながら思わず歌い出してしまうかもしれませんね。



明日まで作家さんは在廊なさいます。どうぞお出かけくださいませ。

松本由衣 個展「暮らす うるし」
2018年3月24日(土)〜4月1日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)



2018年3月24日土曜日

「松本由衣 個展 ー暮らす うるしー」スタートです

今週は気温の乱高下に振り回されていましたが、桜は着実に花開く準備をしていたのですね。上野周辺ではこの週末に満開が予想されています。

松本由衣さんの個展、今日開幕します。
モダンで温かみのある作品は健在です! 定番のお椀。お子様用の絵付けのあるものはとてもキュート。お重にも菓子入れにも使える箱ものや、トレイ、お盆も楽しい。
最新作、出来立てホヤホヤの掛け花は、どの形も手に取りたい愛らしさです。小さな野の花が似合いそう。

お花見がてらどうぞお早めにお出かけください。

(クリックすると大きな画像になります)









松本由衣 個展「暮らす うるし」
2018年3月24日(土)〜4月1日(日)
12時〜19時(最終日は16時まで)