2016年12月24日土曜日

房総の海は青く

今年最後の「石田菜々子 ガラス展」が無事終了しホッと一息、肩の力が抜けた感じです。

今週は、時ならぬ暖かさに誘われ、房総半島の美術館を訪ねる小さな旅に出ました。アクアラインを走ると、東京から本当に近いので旅というのも気が引けますが。

一日目は、千倉にある「海岸美術館」へ。海に程近いところに立つ美術館ですが、むしろ森の美術館と呼びたい様な、豊かな木々に抱かれて立つ建物です。写真家・浅井慎平の写真とガラス作品を展示しています。広々とした館内に来館者は私たちのみ。高い天井。大きなガラス窓からたっぷりと注ぐ日の光。暖炉から漂ってくる薪の燃える匂い。この上なく贅沢な空間で作品を楽しむことができました。



翌日は、金谷の海岸のすぐ近く、鋸山の麓にある「金谷美術館」を訪ねました。土地に所縁のある画家や彫刻家の作品を展示しているこじんまりとした美術館です。美術を愛する人々からの寄贈や無償貸与された作品を、主にボランティアの支えで運営・展示しているとのこと。手作り感に充ちています。どこの町にもこんな美術館があったら!




さて、今日のスケッチは、近所の正覚寺さんの脇の道です。


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