2018年2月11日日曜日

二つの造形展へ

今日は幾分か寒さが緩んで過ごしやすい一日でした。
夕方、店番を家人に替わってもらい、有楽町の交通会館に行ってきました。知り合いが出品する展覧会が二つ、偶然交通会館内の二つのギャラリーで今日から始まったからです。

一つは、ギャラリー玻瑠での「田村雅紀 造形展」。田村さんがここ20年間くらいで制作された立体作品を展示しています。抽象ですが、どこかしらに建築物や人体や植物を思わせる具象的なイメージをまとっています。素材は石粉粘土や貝殻、木の実など。螺旋のモチーフがよく登場します。展示全体から作者の表現したいものが伝わってきます。
2月17日(土)まで。



一つは、ゴールドサロンでの「第14回 はが いちよう展 & 渋谷クラフト倶楽部展 」。
ミニチュア展と言ってよいのでしょうか。はがいちよう氏の作品は、古き良き時代のパリの様々な店を12分の1のサイズで再現したものです。店内の調度、商品、灯り、全てが時代を語る証人。その見事なレトロ世界は見る人のため息を誘っていました。
そうそう、パリだけでなく、明治期の銀座の伊東屋の再現も見応えがありました。


はが氏から教えを受けた生徒さんたちの作品も個性があって楽しいものでした。
2月17日(土)まで。


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