2018年7月7日土曜日

七夕の街を歩く

久しぶりに雨が上がり、表通りを行き交う人の声が賑やかです。
昨日から始まっている入谷の朝顔まつりに向かう人たちかもしれません。

婆も朝からあちこち巡ってきました。
先ず、千住大橋のたもとにある石洞美術館へ。創設者の佐藤千尋氏(石洞山人)のコレクションの中から主に平面作品を展示中です。時代も洋の東西も問わず様々な作品がある中で、良いなと感じたのは、近代日本の作家の作品でした。様式美よりも作家の個性が出ているものに惹かれます。
今日も来館者は婆たちの他にもう一組のみ。静謐、この上なく。
「石洞山人のまなざし」は8月5日まで。



お昼は千寿の「竹やぶ」で十割蕎麦をいただき今度は銀座へ。

婆の版画の師である渡辺達正先生がギャラリー惣さんで3人展「3つの島とつなぐ海」を開催中。今日が最終日なのでたくさんのお客様でした。
お三方ともミニアチュールとして小品を出されていましたが、渡辺先生の銅版画の石膏刷りは珍しい技法で、説明を伺い婆も是非やってみたくなりました。ワクワクした気持ちで入谷に移動です。



いりや画廊さんで開催中の企画展「壁11平米の彫刻展 III」には7人の彫刻家が参加しています。ACCa で何度か展示していただいた里佳孝さんも出品しています。彼の物語性のある楠の作品は健在でした。7月14日まで。



いりや画廊さんを出るとすぐの入谷の交差点は、朝顔まつりを楽しむ人で溢れていました。まつりは明日まで。晴れると良いですね。


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