2019年2月6日水曜日

人を偲ぶ旅

2月4日は極近しい人の祥月命日でした。お墓まいりや法事より、今回は生前その人と訪れた場所を再訪してみようということになりました。三浦半島へ、一泊二日。気まぐれな春の陽気に後押しされて、思いがけず楽しい旅をすることができました。

1日目は、思い出深いフレンチレストランへ。以前と変わらずセンスが光る美味しい料理。広い窓の向こうには今しも咲き始めたミモザの花が風に揺れてそよぐのが見えます。いつ訪れても心地よいお店!あの日、初めて行った時もそんな感じでみんな気をよくしたものでした。その後何回かお邪魔しました。(そのお店は京浜急行のYRP野比という駅の近くにあります。)

ランチ後は海岸まで車を走らせ、高台にある「くりはま花の国」から浦賀水道を行き交う船を眺めたり、灯台のある観音崎の海岸をのんびり歩いたりしました。海の色の美しいことと言ったら!



翌日は、泊まったホテルのすぐ向かいにある「横須賀美術館」へ。横須賀に所縁のある三木弘(みきひろむ)という人の特集展示を見ることができました。みんなで訪ねた時は、館所蔵の現代アート展開催中だったと思います。美術館の庭から続く海を眺めながら食事をしたことを思い出しました。「ACQUAMARE」は今人気のレストランのようです。



美術館は建物全体が海に面して横に長く広がり総ガラス張り、のような印象です。光を存分に取り込んでこの上なく明るい内部。図書室も例外でなく、思わず長居をしてしまいました。

亡き人を偲んだというより、婆たちが思い切り楽しんでしまったこの度の旅。でもその人もきっと懐かしがり喜んでくれたと思います。







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