2019年10月13日日曜日

備えあれば、とは言うものの....

大型台風19号が通り過ぎていきました。各地で川の決壊や土砂崩れがあり、多くの方々が被災されました。
台東区も、万一近くの荒川が増水して決壊すると、一部の高台以外ほぼ区内全域が浸水すると聞いていました。急ぎ、防災関連の情報資料を出してみました。


①「水害ハザードマップ」。区が配布。自然災害のうち洪水(浸水)について、浸水範囲を予想し地図化したもの。これによると婆宅は、荒川決壊後、3〜6時間以内に3〜5mの浸水があると予想されています!避難場所は上野公園と谷中墓地との2箇所。
②「台東区防災地図」。区が配布。災害が発生したときに避難する場所や、防災関係施設などを記載。こちらは主に震災を想定。近くの学校などに避難所マークがついています。



これらを眺めているうちに疑問がわいてきたので区の災害対策課に電話しました。

震災だと近くの学校などに避難できるが、学校の入り口を誰がいつ開けてくれる?
洪水の際、区内中の人間が上野公園に避難できるのだろうか?立錐の余地ない状態になってしまうのでは?

災害対策課の返事です。
今回は、震災避難のことは切り離して洪水のことだけ考えて欲しい。近所の施設などに避難すると、水が引くまでの一週間位の間そこで孤立してしまう恐れ有り。先ず命だけは守るということで、上野公園に逃げる。が、そこで避難生活を送るということではない。各自が文京区とか近隣地域に移って水が引くのを待つということです。

そうなのですか〜。上野公園が避難場所というのはそういう意味なのですね。その先の行き先を自分で確保しておかなければいけないということ。その備えが必要なのですね。あらら。
急いで区外の友人にメールをし、万が一の際の受け入れをお願いしたのでした。


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